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生活習慣病の恐怖

■生活習慣病とは?

 生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)とは、糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が主な発症原因であると考えられている疾患の総称です。また、これらの疾患は虚血性心疾患・脳卒中などの原因となり、最悪の場合死に至ります。一般に30〜40歳代以上の世代から発症しやすくなり、かつその発症に生活習慣(食事習慣、運動習慣、肥満、喫煙、飲酒など)が深く関わると考えられている病気の総称です。

 肥満に加えて 糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症" 高尿酸血症などの生活習慣病を複合する状態を、医学的にはメタボリック症候群と総称しています。かつては加齢によって発病すると考えられたために「成人病」(せいじんびょう)と呼ばれ、集団検診による早期発見、早期治療の体制が進められました。 

 成人病という概念は、昭和30年代に「主として、脳卒中、がん、心臓病などの40歳前後から死亡率が高くなり、しかも全死因の中でも上位を占め、40〜60歳くらいの働き盛りに多い疾病」として行政的に提唱されたものといわれています。しかし、その後の研究で、原因の大半が長年にわたる生活習慣にあり、間違った生活習慣によって高脂血症や高血圧がどの年齢にも起こりうることが判明したため、子供のころから予防に気を付けなければならないことから、1997年頃から「生活習慣病」と呼ばれることが多くなりました。

 生活習慣病の中でも、5大生活習慣病と呼ばれるものが、ガン・脳血管疾患・心疾患・高血圧疾患・糖尿病です。中でも、三大生活習慣病と呼ばれるガン・脳血管疾患・心疾患は日本人の死因の約6割を占めています。生活習慣病の中でも生死に関わるこれらの病気は見逃すことができません。よく知られている病気ばかりですが、改めてここでまとめてみます。




■三大生活習慣病

①ガン
がんとは?
なんらかの原因によって、人間の正常な細胞が突然変異してがん細胞になり、際限なく急激に増えていく(腫瘍になる)病気で、悪性新生物とも言います。

原因
正常な細胞を突然がん細胞に豹変させてしまう原因には、発がん性物質の存在が確認されています。これらの物質を作り出す原因は、食生活や喫煙などの生活習慣に深く関係していると考えられています。

症状
がんは体のどの部分にも発生する厄介な病気。でも、最近では無症状のうちに定期健診で発見されているものが多いようです。みぞおちあたりの痛み、吐気なら胃がん、血便、便潜血なら大腸がん、咳、血痰なら肺がん、不正性器出血、ピンクのおりものなら子宮がん、などの疑いがあります。

発見方法
がんが発生する部位によって異なるが、乳がんの場合は胸のしこりに気がついたり、肺がんの場合は痰の中に血液が混じるようになって気がつくことも。いずれにせよ、早期発見のためには定期健診を欠かさないことが重要といえるでしょう。

②心疾患
心疾患とは?
心臓そのものに栄養・酸素を送る冠状動脈がふさがり、酸素不足になっておこる病気です。一部が詰まった場合は狭心症と言われますが、完全に冠動脈の内腔がふさがってしまうと血液が遮断され、そこから先の細胞が壊死してしまいます。これが心筋梗塞といわれるものです。

原因
食生活の乱れ、運動不足、喫煙、ストレスなどによって血管が硬化して塞がりやすくなる事が原因です。

症状
心臓に激痛が走ります。狭心症の発作は体を動かさずじっとしていれば長くても2〜3分ほどで痛みが治まってきますが、心筋梗塞の発作の場合は心筋の部分的壊死が起こっているため胸痛が激しく長時間続きます。すぐに救急車を呼ぶ必要があるでしょう。

発見方法
胸、特に左前胸部やその奥に痛みや圧迫感、締めつけられるような感じがします。さらに、左肩や首筋、顎、のどなども痛み出したら要注意。また、めまいや動悸、息切れが起こることもあります。

③脳血管疾患
脳血管疾患とは?
最も多い脳疾患は脳卒中。原因により大きく2つに分かれます。脳の動脈が詰まって血液の流れが妨げられる脳梗塞と、脳の動脈が破裂して出血する脳出血です。

原因
動脈が破裂し、出血してしまう最大の原因は高血圧。血圧が高いと血管にいつも負担がかかるため、傷んでしまうのです。また、脳梗塞は動脈硬化を湯床に引き起こされることが多い病気です。

症状
重症の場合は、意識不明の昏睡状態、吐気、高熱が続きます。また、脳卒中の場合、意識障害や手足の運動機能の障害があるのが特徴といえます。

発見方法
脳梗塞の場合、目の焦点が合わない、手足のしびれ、めまい、ろれつが回らないなどの前ぶれが見られます。また、脳出血の場合、頭が重い、吐気がする、頭が激しく痛むなどの前ぶれが見られます。




 日本は平均寿命80歳という世界有数の長寿国です。しかし誰もが健康的な長寿をまっとうできている訳ではありません。健康長寿の最大の敵は、がん・心臓病・脳卒中・肝臓病・腎臓病・糖尿病などの生活習慣病たちです。しかも長期間、患う事が多いのです。日本人の1年間の全死亡者92万人中の55万人(60%)は上記の3大生活習慣病(がん・心臓病・脳卒中)で亡くなっています。これらの生活習慣病を予防するためには、日頃から健康な生活を送り発病を未然に防ぐ事、健康診断などで早期発見、治療することが大事です。

 しかし病気というものは誰がいつ罹るか全く予想のできないものなのです。たとえ健康な生活を送っていたとしても病気にならないとは限りません。もしもの時に備えて、日頃から事前にできる、最低限のリスクマネージメントが保険に加入するということではないでしょうか。中でも更新の必要がなく、一度加入すればずっと保証される、終身医療保険ならば、一生涯の安心を得ることができるのではないでしょうか。