医療保険 ガイド
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■女性特有の病気と女性の終身医療保険
①乳がん
日本人の女性で乳がんにかかる人は年々増加しており、現在、婦人科系の病気の中では 最も頻度の高いがんです。がんにかかりやすい人を「リスクの高い人」といいますが、母親や姉妹に乳がんになった人がいる場合は、乳がんのリスクが少し高くなります。カロリーの高い食事、脂肪の多い食事をよくとる肥満ぎみの女性や、初潮年齢の若い人、閉経年齢の遅い人、子供の数が少ない人や子供のいない人、最初の出産年齢が遅い人もリスクが高いと言われています。また、乳がんで手術を受けた人のうち、100人に2〜3人の人は反対側の乳房にもがんのできることがあり、特に母親や姉妹に乳がんの既往がある場合はそのリスクは大きくなります。乳がんの症状
・ 乳房にしこりがある。 ・ 乳頭からの分泌物(血が混じる・茶褐色)。 ・ 手を上げると乳房にへこみ、ひきつれができる。 ・ 乳頭の湿疹・ただれ・びらん。 ・ わきの下にしこりがある。(リンパ節が硬く触れる)
②子宮がん
一般的に子宮がんとよく言われていますが、子宮がんには2種類のがんがあります。子宮頸がんと子宮体がんです。「妊娠した回数が多いひとがなりやすい」のは子宮頚がんで、「妊娠したことがない方がなりやすい」のは子宮体がんとも言われています。もともと日本人の女性の子宮がんは9割が「子宮頚がん」で、日本人女性の子宮がんといえば「子宮頚がん」というくらい、圧倒的に多かったのですが、最近では子宮体がんが増えているため、現在では7〜8割くらいの割合になっているようです。 子宮頸がんと子宮体がんは場所と組織で違いがあり、子宮頚がんは発生にヒトパピローマウイルス(HPV)というイボをつくるウイルスの仲間が関係しているともいわれています。『早い時期に性交渉をはじめた』『性交渉の回数が多い』『出産数が多い』といったことで発生率が上がると言われています。子宮体がんは50〜60歳の方に多く発症し、エストロゲンにさらされている期間が長いほどキケンが高くなります。つまり、『妊娠・出産したことのない人』です。乳がんのリスクとダブります。子宮体がんの詳しい原因は不明ですが、女性ホルモン(エストロゲン)の増加が関連があることが分かっています。エストロゲンの機能のひとつとして子宮内膜の増殖刺激があります。発生率のピークは60〜70歳ですが、5%弱では40歳以前に発生しています。
③卵巣がん
卵巣がんとは卵巣にできる悪性のがんで、40〜50代の人の病気といわれていましたが、最近では20代の人にも増えてきました。わが国の発症率は欧米人の1/3位といわれていますが、日本女性の発症率の急速な増加が注目されています。最初から卵巣がんとして発生する原発性のものと、胃がんや乳がんなどから転移してきた転移性のものがあります。こんな人が要注意
・月経が不順な人 ・未婚の人 ・妊娠・出産経験のない人や少ない人 ・更年期以降の高齢の人
特に最近は、女性特有の病気には保険金が2倍になるというように、保障を充実させた女性専用の医療保険が続々と登場し注目を集めています。女性専用でなくても、通常の医療保険に女性疾病入院特約を追加することもできます。
女性専用の医療保険は、出産時の妊娠中毒症や切迫流産、帝王切開などもカバーするので、特にこれから妊娠・出産を考えている人には心強いでしょう。生まれた子どもの障害までサポートしてくれるので安心して出産に臨めるというタイプの保険も登場しています。
また、女性の平均寿命が84歳を超えたことを考えると、定期保険よりも、終身医療保険の方が安心でしょう。終身型は保険料が割高ですが、最近では死亡保険金や解約返戻金をなくして保険料を割安に設定した終身医療保険も発売されているので、検討してみてはいかがでしょうか。
